2020年のコースマネジメントシステムのトップ15

コースマネジメントシステム（CMS）とは、コースを開催したり、コースに参加したりするためのオンラインプラットフォームを提供するソフトウェアツールです。CMSは、プロフェッショナルなトレーニングのために構築されており、トレーニングのコンテンツを簡単に管理できる構造になっています。優れたシステムの中には、組み込まれた機能によって学習効果を高めることができるものもあります。また、直感的な操作が可能なプラットフォームにより、誰でも簡単に効果的なトレーニングを行うことができます。

学習コンテンツの設計、保存、アクセス、配信を含むインフラを通してですが、すべてのコース管理システムが同じではありません。今日、制作者は、手頃な価格で使いやすく、直感的に操作でき、eラーニングコンテンツの迅速な制作を可能にし、使用するのに特別なコンピュータの知識を必要としないツールを使用する選択肢があります。

以下に、2020年のCMSトップ10の一部をご紹介します。

1.EdApp

EdAppは、無料のオールインワン・マイクロラーニング・プラットフォームとコース管理ツールで、従業員トレーニング用のインタラクティブなマルチメディア学習コンテンツを作成、整理、展開できるように設計されています。EdAppには、オーサリングツール、オンラインクイズメーカー、コースライブラリ、テンプレートライブラリ、ユーザー分析など、多くの機能が組み込まれています。

その中でも特に優れた機能が、EdAppのコース管理ツールです。これを使えば、ゼロからコースを作成したり、コースライブラリからコンテンツをインポートしたり、既存のPowerPointプレゼンテーションをマイクロラーニングのコンテンツに変換したりすることができます。PowerPointの変換オプションをクリックすると、自分でコースを変換して編集するか、EdAppのインストラクショナルデザインの専門家チームが「トレーニングのトレード」サービスを通じて学習教材を変換するかを選択できます。

また、この強力なコース管理機能では、数回のクリックで学習者を招待したり、特定のユーザーやユーザーグループにコースを配信したりすることができます。 管理画面では、対象となる学習者をカテゴリーやチームごとに分類し、それぞれのコースの進捗を確認したり、修了率を把握したりすることができます。

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2.ショービイ

Showbieは、基本的なツールをわかりやすい説明とともに提供しているため、LMSや同様の環境に初めて出会う著者に適しています。Showbieからコンテンツを作成したり、アレンジしたり、テンプレートを変更したりすることができます。

また、Flashアニメーション、写真、質問などの基本的な統合機能をサポートしており、トレーニングコンテンツのアップグレードに役立ちます。

コースは、ツールを使って木の枝のようにデザインすることで、よりインタラクティブな印象を与えることができますが、通常の直線的な方法でコンテンツをデザインすることもできます。

このツールは比較的簡単に使用できますが、企業のビジネスニーズには適していません。より複雑な機能を必要とする場合には、成果を高め、成果を測定するための他のソフトウェアソリューションを利用する必要があるでしょう。

3.SMARTBUILDER（スマートビルダー

SmartBuilderツールは、学習者のための簡単なコンテンツ作成を可能にします。SmartBuilderは、直感的な操作ができないため、操作方法を学ぶための10分間の入門編が用意されています。

コースの作成に関しては、様々な特殊効果を持つ画像を追加したり、図形やボタン、クイズ、アンケート、音声ファイルを挿入することで、コンテンツを充実させることができます。複数の言語でコンテンツを作成したい場合は、SmartBuilderにはいくつかの翻訳ツールも用意されています。

コース管理サイクルを完全にサポートするLMSであるとは思えないため、いくつかの点で改善が必要です。まず、画像ライブラリやウェブカメラ/スクリーンの録画機能がありません。大きな欠点は、テンプレートの数が限られていることです（3つしかありません！）。そのため、より多くの選択肢があり、カスタマイズが可能なプラットフォームを選択することが望ましいでしょう。

4.Sana EasyGenerator（サナ イージージェネレーター

Sana EasyGeneratorは、技術的な知識を持たない作者のためのツールです。最新バージョンでは、画像やテキストを追加してテンプレートを作成することができます。スライドのプロパティを簡単に変更したり、背景やアイコンの色や画像を指定したり、ナビゲーションボタンを追加したりすることができます。最初のスライドに追加した内容は、他のワークシートにも自動的に反映されます。これは便利な反面、自動的に同じデザインと構造に固定されてしまうという制限もあります。

また、タイムラインを使ったインタラクティブなトレーニングが可能で、各スライドに含まれるオブジェクトを特定のタイミングで隠したり表示したりすることで、学習者を誘導することができます。短所としては、ソフトウェアのコストがかなり高いことと、Sanaにはモバイルフレンドリーなバージョンがないことが挙げられる。

5.ホットラバモバイル

Hot Lava Mobileは、携帯電話で使用する学習コンテンツを作成するためのツールである。

このツールでは、クイズ、さまざまなタイプの質問、アンケート、外部ソースへのリンク、画像など、コンテンツを提示したり探索したりするための多くのインタラクションが用意されている。このツールは、質問に続いてプレゼンテーションにビデオを追加するのに適しているので、PowerPointに追加すると良いでしょう。

Hot Lavaはあくまでもモバイルプラットフォームなので、すべての学習ニーズを満たすことはできませんが、少人数のチームや、追加リソースを使用して全体的な学習やトレーニングを行う場合に適しています。

6.EXACT

EXACTに搭載されているテンプレートを使って、テンプレートを表すツリーの構造に画像などの基本要素をドラッグすることで、コースや学習コンテンツを作成することができます。

このツールは、PC向けの配信、印刷物、モバイルデバイス向けの配信など、異なる学習要件を満たす必要のあるコンテンツを作成する際にも有効です。Exactには、「グラブ＆ドロップ」デザインモードがあり、コンテンツをより早く作成することができる一方、教材のインデックス化により、より早く簡単に検索することができます。

Exact環境は、ダイナミックな学習デザインの原則に基づいて動作し、テンプレートの使用、デザイン、およびテンプレートの補足に基づいて学習コンテンツの作成を提供します。

Exactは、どちらかというとコンテンツ管理システムのように感じられ、学習者の追跡、測定、およびエンゲージメントを支援するツールがありません。そのため、単一のトレーニングソリューションを探している場合、Exactはあなたのためのプラットフォームではないかもしれません。

7.RUSTICI

Rusticiには、オープンソースのコース管理バージョンがありますが、すべての機能にアクセスしたい場合は、購入する必要があります。有料版では、より良いトレーニングを提供し、ひいてはより良い結果をもたらすための有益な学習要素を備えた、よりモダンな体験ができます。

Rusticiのソフトウェアは使いやすく、インターフェイスも直感的です。つまり、HTMLの特別な知識がなくても、eラーニングコンテンツの作成が簡単にできます。トレーニングコンテンツは、セクション、ページ、またはトピックごとに整理することができます。新しいページを追加するたびに、最初は空白になっていますが、音を使ったアニメーション、テキスト、ビデオ、クイズなど、必要なインタラクションを追加したり、それらを組み合わせて作成することができます。

このソフトを購入したとしても、例えばビデオ会議機能がないなど、ソーシャル・ラーニングのような分野では不十分である。

8.エルモコースビルダー

Elmo CourseBuilderは、オンラインで動作するため、プラグインを用意したり、コンピュータに時間のかかるダウンロードをする必要がありません。そのため、地理的な制約を受けずに、共同でトレーニングコンテンツを作成することができます。

さらに、WYSIWYGデザイン（What You See Is What You Get）の原則に基づいて動作するため、インターフェースは非常に直感的であり、作成者をステップごとに導くメニューは、学習者に基本的なコースウェアを作成するのにも非常に役立ちます。

このツールはかなり簡単に操作できるので、経験のない作者にも適しています。しかし、コース作成には便利なツールですが、コース管理プロセス全体をサポートする機能は提供されていません。例えば、コースの進捗状況の評価、参加者の採点、認定証の管理などはできません。

9.EDJET

Edjetは、コース管理プロセスのみに焦点を当てているため、全体的なトレーニング体験を提供するオールインワンLMSプラットフォームと比較すると、制限があります。

とはいえ、Edjetは、プログラミングの知識がなくても、インタラクティブな要素を作成して学習コンテンツに統合できるシンプルなオンラインツールです。アカウントを作成すると、インターフェイス上にオプションのコレクションが表示され、作成者はそこから作りたいものに応じて任意のタイプを選択することができます（インタラクティブピラミッド、インタラクティブ会話、クイズ）。

また、このツールにはいくつかのテンプレートが用意されており、視覚的な観点から好みに合わせて変更・調整することができます。これらの簡単なオプションには、コースの色やサイズの変更が含まれます。

10.ブレインシャーク

Brainsharkは、オーディオやビデオクリップなどの要素を追加したり、質問やリンク、アンケートなどを追加したりして、本質的なトレーニング体験を作るためのツールを提供します。Brainsharkでは、コンテンツは一連のスライドやクリップとして作成され、それらはPDF文書や画像などの既存のファイルから読み込むことができます。

コンテンツが完成したら、リンクをメールでチームに送信することができます。そのリンクをクリックすると、自動的にプレゼンテーションが開かれます。ユーザーは、通常のブラウザ、BrainsharkのiOSまたはAndroidアプリケーションを使って、コンピュータと携帯電話の両方でコンテンツを見ることができますが、インタラクティブなアンケートや質問を解くには、特定のアプリケーションが必要です。また、ウェブ版はフラッシュを使用しているため、フラッシュをインストールしておく必要があります。

Brainsharkでは、無料のデモを入手することができますが、その後は有料版に申し込む必要があります。

11.アカデミーLMS

アカデミーLMSは、シンプルでデザイン性の高いオンラインコースモジュールを作成し、複数のオンラインクイズを設定することができるトレーニングモジュール作成ツールです。レッスンは、ビデオ、PDF、doc、画像ファイルなど、さまざまなコンテンツ形式で提供することができます。インストラクターは、ツール内のコース管理機能を使用して、トレーニング教材をチームに簡単に配布することができます。一方、学習者はAcademyアプリをダウンロードして、いつでもどこでも学習コンテンツにアクセスすることができます。

12.Raptivity

Raptivityは、魅力的で視覚的に刺激的なオンライン学習体験をデザインすることができるeラーニング作成ソフトウェアです。このツールは、パララックスディスプレイ、パンニングスライド、360インタラクションなど、あらかじめ用意されたレスポンシブなインタラクションのライブラリを備えています。デザインの専門知識がなくても、このツールのユーザーフレンドリーなインターフェースを使えば、誰でもインタラクティブなクイズ、ゲーム、シミュレーション、フラッシュカード、ブレインティーザーなどをカスタマイズすることができます。教師であれ、教育デザイナーであれ、このツールの多くの機能を最大限に活用することで、学習者の学習意欲を維持することができます。ただし、このツールにはいくつかの機能制限があり、充実したeラーニングコースをデザインするためには、追加のツールをダウンロードする必要があるかもしれないことには注意が必要だ。

13.壁画

デジタルワークスペースとブレインストーミングツールとして。 Muralは、チームメンバーがお互いに視覚的にコラボレーションすることを可能にします。その柔軟性により、チームは知識の共有、プロジェクトの計画、データの整理、ワークショップの実施、コンテンツのアウトライン化など、様々な用途にこのプラットフォームを簡単に使用することができます。eラーニング作成ソフトウェアとして、プロジェクトのファシリテーターはアイスブレーカーを作成したり、eラーニングのテンプレートをカスタマイズすることができます。 eラーニングテンプレートをカスタマイズして、チームで楽しくインタラクティブなエンゲージメント活動を行うことができます。リモートコラボレーションに最適なツールですが、このソフトウェアの欠点は、モバイル版が使いにくいことです。

14.Coassemble

Coassemble は eラーニング作成ソフト管理者にとってはインタラクティブな学習教材の作成を容易にし、担当者にとっては効果的なコースの作成を可能にするユーザーフレンドリーなコース作成ソフトウェアとして設計されています。この トレーニングソフトウェア様々なメディアに対応し、インタラクティブな要素を備えた画面テンプレートが用意されているので、今までのプレゼンテーションやPDF、ドキュメントを魅力的なオンラインコースに変えることができます。ポップクイズやアクティビティベースの課題を通して、社員の知識の定着度を評価することができます。また、コース終了時には修了証が発行されます。

15.Gyrus

Gyrusは、クラウドベースの 学習管理プラットフォームです。AIを活用した直感的な機能を備えており、世界水準の研修や開発目標を従業員に提供することができます。このLMSは、eラーニング作成ソフトとして、また ブレンデッド・ラーニング・ソリューションこのLMSは、eラーニングビデオ、ウェビナー、ドキュメント、バーチャルクラスルームなど、さまざまなデジタルフォーマットで提供されるトレーニング教材を開発することができ、従来のオンボーディングやトレーニング活動をサポートするだけでなく、あらゆるデバイスから24時間365日アクセスすることができます。スマートラーニング機能は、様々な従業員グループに対してカスタマイズされたeラーニングプログラムを構築するために最適化されており、研修担当者は組織のコンプライアンスを効率化することができます。

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